パート主婦*ハナの副業*節約ブログ*

「働き損ゾーン」界隈をうろうろしているパート主婦です。

扶養内パートが130万の壁を超えてしまったらこうなった

扶養内でパートを始めてから、2年目のこと。

昨年11月、年末調整で130万円の壁を越えてしまいました。

 

扶養内パートが130万円の壁を超えると、具体的にいくら負担が増えるのか、どんな手当がなくなってしまうのか、場合としてまとめてみました。

 

年末調整が終わった頃、

夫の会社から「奥様の収入がオーバーしているので扶養をぬける手続きをお願いします」という通知がきて、すぐ市役所で手続きをしてくださいという感じだったので手続きに行きました。

 

そして12月に入ると早速納付書が届きました。

役所ってこういう手続きだけは早く進んでいくものなのですね・・・。

 

130万の壁、つまり【社会保険の壁】を超えて支払うことになった金額は以下の2つです。

 

国民健康保険

 市町村が支払い窓口になっている国民健康保険料です。市町村によっても金額が異なってきます。扶養を抜けたのにこれを支払わなかったら、無保険になってしまい医療機関などで10割負担になってしまうやつです。

 1期から8期にわかれていて、私の場合は扶養をR2.11.25日に離脱して、6期~8期の納付書が届きました。

 6期分:8,400円

 7期分:8,300円

 8期分:8,300円

合計 25,000円 の負担増になりました。

 

国民年金保険料

 年金事務所が窓口になっている国民年金の保険料です。これは市町村や所得などにかかわらず全国民一律の金額です。支払った保険料に対して将来そんなにもらえないのではないか?という疑念もあり年金未加入、未払いなどの問題も生じています。

 しかし、国民年金というのは老後の年金のことだけでなく、ケガで障害が残ったり、精神障害でも支給が受けられる「保険」という側面もあるので、未納期間がないようにしっかり納めます。

 国民年金は4月~翌3月まで12か月に分かれていて、私の場合は扶養をR2.11.25日に離脱して11月分~翌3月まで納付書が届きました。年金は月末時点で判断するそうです。

 

 11月~3月:16,540円×5か月

合計 82,700円 の負担増になりました。

 

 

結果、扶養を抜けた年は合計 107,700円負担増になりました。。。

 

 

パート主婦にとってはほぼ一か月分のお給料です。

 

しかも、私は103万の扶養内から一気に壁を二つ超えたため、103万未満だったら夫の会社からの支払われていた世帯主手当も減額になりました。。

減ってしまう手当は以下の通り

 

①世帯主手当

 うちの場合扶養1人目20,000円、以降1人加算につき6,000円で、扶養1人目は妻でも子でも関係ないので、月6,000円が減額されます。世帯主手当は企業によって異なるのですが、うちの場合はさかのぼって徴収されました・・・。徴収分と廃止分1年合わせると

合計72,000円の減額

 

 

国保・年金の負担増と、会社からの扶養手当の減額分を合わせると

なんと

179,700円 の損。

 

これに130万円を足すと、1,479,700円になるので、

よく130万をこえるなら150万以上は稼ぎたいよねっていうのはまさにこの部分です。

 

 

以上、ちょっとぐらいならパート主婦は130万超えないようがいいよっていう話でした。